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今まで書いてきた呟きを分類していくつもり。

思い出

ダンナとの会話

世間

子ども

書くこと

自己分析

五行詩


ペンフレンド

小学四年生だった。なかよしだかりぼんだかの「文通」コーナーで私はマリコちゃんをみつけた。

「長く続けられる人募集」とあった。長野の子だった。その頃、クラスの中で文通がなぜか流行っていた。雑誌のコーナーも必ずあったから、全国的に流行っていたはずだ。今はどうなんだろう。インターネットの掲示板、チャットなどが使える子はそっちに流れているのだろうな。

とにかく私もご多分に漏れず、「文通」をやってみたくてしかたがない一人であった。根っからの筆まめ屋さんでもあったし、知らない子、地方の子との交流にとても魅力があったからだ。

早速マリコちゃんに手紙を出す。「お友達になってください」と。

小学校卒業までは続いていたと思う。学校の様子とか、お友達の話とか、ペットの話。好きな男の子との会話。などなどをした覚えがある。

写真は交換したけれど、会ったことは一度もない。できれば会うことは避けたかった。なぜなら私は「ペンフレンド」という存在が好きだったからだ。マリコちゃんは「お友達」とは明らかに違う。会わずにその人の書く文章だけが存在しているのってなんだかその人の内面だけが存在しているようで、恐いようで気持ちいい。

自分自身、口から発する言葉と、ペンで書く言葉は違う。態度や表情が伝わらないから、読んだ人はその文面から私を判断するはずだ。私はどちらかと言えば「ペン」の世界に生きている自分が好きだ。もし会って、「こんな人だったの?」と思われるのは、だから嫌だった。

初めは毎週、やり取りがあった。そのうち日にちが空いたりしたが、それでも続いたのにはわけがある。私たち二人には「ポイント制度」があったからだ。

それは折り鶴。私は普通の折り鶴を、マリコちゃんは雌(鳩とも言うのかな。ちょっと太った鶴で、普通の折り鶴の最後の段階を省いて折ったもの)の折り鶴を、毎回封筒に入れることが決まりだった。そして、それを集めてそれぞれが「千羽鶴を作る」というのを目標にしたのだ。

どちらから言い出したのか。こんな発想は自分らしいとも思うのだが、それに準じてくれたマリコちゃんもマリコちゃんなので、お互い可愛らしい小学生だったとしか言いようがない。

さて、「千羽鶴」はできたか。ウ〜ン、最後の頃はなぁなぁになっていたようにも思う。記憶にないということは、達成しなかった、ということだろう。やっぱり「可愛らしい」夢は私には続かない。

中学生になって、ぷっつり途絶えてしまったような記憶がある。あのとき、自分は失礼なことをしたんだったか、しなかったんだか・・・・。責任感のない私だから、今ちょっと気になる。

あれから30年。今ネットの世界で私はこうやって、「幻のペンフレンド」さんたちとお話する機会を得た。「ポイント制」だの「アクセス数」だのをちょっとばかり気にしながらそれでも「ペン」の世界で生きる自分に酔いしれている。相変わらずだ。

マリコちゃんは私を覚えていてくれているだろうか。いい加減だった私のつき合い方に腹を立てていないだろうか。

もしかしてマリコちゃんもネットで、「ペン」の世界で生きている?

アゲアシトリ

食器を洗い終えて手を拭き、換気扇を止めたとき、ダンナが「なんで消すの?」と聞いた。
なんでって、寝るからよ。と言うと、オレが煙草を吸っているのにか?と聞く。
煙草吸ってようが何だろうが、私は寝るよ。と言うと、そうじゃなくて、換気扇だよ。と言う。
ああ、そうか。
だったら最初から今煙草を吸ってるから換気扇は消さないで、と言えばいいのに。
二人して素直じゃない、鈍感なアゲアシ鳥。

マスカケ相だから疫病神?

私は疫病神である。

今日のお昼、ダンナと昼食にラーメンを食べに行こうということになった。いつもはこってり系のお店に行くのだが、今日に限って、あっさり系が食べたい。それに図書館にも行かなくてはいけないし、時間もあまりない。私なりに考えて、「ラーメン太郎さん(最近行っていない店の名前)に行って、ぐるっと回って図書館に行く道に出れば早いんじゃない?」と提案した。

するとダンナが、「お!いつもは優柔不断なオマエが珍しく、きちんとまとまった考えを言うじゃない!」と誉めてくれた。ところがそれに付け足して、「だけど、そういうときって、必ず落ちがあるんだよねぇ。」と不吉なことを言う。

そう、ダンナと一緒にいて、私が提案した場所がOKであった試しがないのだ。この20年間、1度も。

例えば、前の週に私が見つけて気に入った店に案内すると店はすでにつぶれている。
結婚前には「そのかばん、重くて辛そうだから、私が持って帰ってあげる」と言って、受け取り、そのままお互いの家に1時間かけて帰ったことがあった。それぞれが家に帰り着いた時、彼のかばんの中に家のカギが入っていることに気付き、またそれぞれが1時間かけて落ち合うはめになった。
こんな風に、私が「良かれ」と思って行動するとそれが必ず裏目に出るのだ。

だから今日も二人して、「まさかね、まさか。またかな。今日は違うかな?」とか言いながら車を走らせる。

目的地に着いてみると・・・・案の定『休み』。それも、定休日とかではなくて、『臨時休業』。中をのぞくと何人か人がいて楽しそうに語り合っている。

まるで、私が来るのを察して慌てて休業の立て札を立てたかのように思えた。

ダンナは呆れ返っていた。
「ここまで的中すると、もう、さすが!としか言いようがないね!何かの天才かもしれないね。」

そんな私に20年間もつき合っている、あなたもさすがだよ・・・・・・。

とはいえ、彼に落ち度があるわけではない。彼といるときだけこの能力が発揮されるわけではないから、自分が原因だということはよくわかってる。私が企画した旅行や宴会が流れてしまったことが幾度もある。友達を遊園地に誘えば、休み。または切符の期限切れ。etc.もう、枚挙にいとまがない。

だから、今日のようなことではちっとも落ち込まない。もう慣れっこになっており、むしろ自分が天才であるという可能性を確信できたくらいだ。

で、図書館に行って、結局牛丼を食べて(あっさり系ラーメン食べたかった)帰って来た。

何気なくネットをぶらついていると、「手相」について書かれているMrs.Mさんのページを発見。何気なく紹介されているサイトをのぞいてみると、私の手相が「マスカケ相」というものと一致していることに気付いた。

          

お分かりだろうか? 私の右手には「て」と書かれいるだ。左手は「て」を反対にした文字がくっきりと浮かび上がっている。前から「100人に2〜3人しかいない、変わった手相。大仏様も同じ手相」などという情報は得ていた。でもこの手相の名前までは知らなかった。

「マスカケ」? なんだか気になる言葉だが、どういう意味かは分からない。なんか変な響きで気持ち悪いので調べる気が失せた。

ただ、この手相を持つ人は、波瀾万丈で浮き沈みの激しい人生を送ると書かれていた点に注目した。貧乏人になるか、大成功をするか、それをくり返すかのどちらかで、天才が多いというのだ。政治家の多くがこの手相だとも書いてあった。

やっぱり、そうか。妙に納得。
「波瀾万丈」な人生だよ、その通り。しっかりと40何年間「浮き沈んで」生活していますよ。
どう思い悩んでも、これは運命だから仕方がないみたいね。

結論。
私は、天才。

ほーむ



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