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5行の思い 2005年03月13日
ここで綴ってきたのだけれど どうにも画面が見づらくなって 継続しようかどうか迷っている 思いは思い 大切に残していきたい
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どうにもならないの。わがままが止まらない
欲張って何もかもなくしてしまいそうなの どうしていくつものものが手に入らないの 何かを欲しがるのっていけないことなの 愛が欲しいのはいけないことなの
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所詮は他人
どこまで行っても平行線 近くにいるだけ辛くなる 電話線でつながっていたかった 愛だけでつながっていたかった
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連鎖 /
元になっているのは いったい何物なの |
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目から 鱗が落ちる
何枚も 何枚も 落ちる いつまで続くのか いい加減嫌になる 気が付くと 新しい鱗が侵入している 終わりそうにない 私の 過ちの数々 |
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中原中也や高村光太郎や谷川俊太郎
中学生のころに夢中になった詩が出てこない 悲しさや空しさをあんなに感じられたのに 何度も繰り返し涙したのに 今は渇いている私の心
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自分の身体の /
一番尖った部分に触れてごらん 例えば肘の先 それから鼻の先 そして頬骨 それはお腹やお尻やほっぺたみたいに 柔らかで温かい丸みがある部分より 悲しげではかなげで 愛しい |
自虐行為1 /
自分が嫌いで嫌いでどうしょうもないとき 私は献血に行った 自分の身体を傷つけて 自分の赤い血を抜き取って そうして私は 私を軽くした そうして私は 自分の毒を消した |
荒んだニュース /
田舎では家族全員殺害とか自殺とか 悲惨なニュースが多すぎて 最近ではドラマみたいに思えてきた 反対におめでたいことの衝撃がない 何がおきても動じない、覚てられない |
むせかえる春 /
暖かくなってくると 何物かが発酵して 人々の心に巣食う それは 花となったり 実となったり 結果は 決して 不要なものではない けれど それまでの 過程が問題 |
あなたが私を /
避ける理由は明白である どこの世界に 20年も前に別れた彼女のことを 気遣う男がいるだろうか 私にしても あなたに 頼る理由も義理も権利もないことは わかっている けれど 一時 ホンの一時 分かち合った過去が ある それだけを頼りにするのは やはり 間違いなのであろうか |
地震が来たよ。 /
そちらは大丈夫でしたか。気になっていたから気になります。 雨が降っているよ。気になっていたから気になります。 どうしているの? なぜわからないんだろう。 この世のすべての人の 日記が読めたらいいのに。 「お前なんか嫌いだ」っていう日記でもいいから。 |
| いがみ合っていることも /
荒んでいる心も 身体の疲れも すべて忘れてしまいそうな 今日のお天気 地球が温暖化したら 大変だって言うけれども 強くなって 考えることもしなくなって お日様を仰いで もしかしたら 幸せで 暮らしやすくなるかもしれない |
| 不幸な人には叶わない /
自分の不幸を押しつけて 同情をひこうとする 人の不幸を聞くと 敗北感を感じてしまう こんな私のあり方に はたと 気付いてしまった 私の中に 実は何一つ 不幸なことなんてない 不幸に憧れているだけだ |
| 死に行くためのプロローグ /
今起きるすべての出来事がそのためにある 今目の前にあることをこなせばまた一歩 片付けて行きさえすればちゃんと辿り着く 過ごして行きさえすれば先が見える けれどそれが面倒で億劫な時が恐い |
| なによ、もう。 /
いい加減にしてよ。やめようよ。
どうせ後々を考えるなら、 今を楽に生きたほうがずっといい。 変な気なんて遣わず素直にやろうよ。 ネコのように自由気ままに。 |
| エレベーター /
頂上へ。そして急降下が始まった。 こうなると停まらない。 何を見ても悲しい。何聞いても不機嫌。 体に感じる重力。どこまでも落ちる。 落ちたとき、痛くありませんように。 |
| 一つの国になりませんか。 /
人間は 群れるのが 苦手なんです。 それは 臆病だからです。 歴史の中で うまく行ったためしがありません。 離れましょう、群れを。 そして 個になってから出直しましょう。 |
| 中学生の頃の。 /
作文とか、引き合いに出さないで欲しい。
はやく人間になりたい、とか書いてたし。 事件を起こした人の作文が読まれる度、 すごくうんさりしてしまう。 ほら見たことか、と言われているようだ。 |
| 死んでしまった人のことを。 /
思い出す時には その人が そばにいる。
私のことを考えてくれているのだ。 元気でいるわね。大丈夫よ。って、 その人が考えているから 言葉が 頭に浮かんでくるのだ。 |
| 連絡 /
あなたからの 連絡を待っている
それはメールかも知れないし、電話かも知れない 掲示板への書き込みかも知れないし、夢枕かも知れない 来るかも知れないし、こないかも知れない 毎日毎日 朝から晩まで 寝てても待っている |
| 肩を抱いていて。 /
いつまでも 小さな肩でしょう?
あなたの 腕に ちょうどいいでしょう? 試してみないから 気付かないのよ。 震えていたり、大きく上下させている日があることを。 試してみれば 昔と同じことがわかるのに |
| 思いもよらない生き方 /
同じような 生き方の人もいる 全く想像できない 生き方のひともいる 小さなことに悩んでいたり 大きな痛みに耐えていたり 同じモノを見て 笑ったり 怒ったり 時には 泣いたり ただ 言えるのは みんな 同じ地球人だということ |
| 稲葉の白兎 /
赤剥けにされた うさぎにとって 塩水は 辛かろう
そう言って うさぎの仲間が なめてあげても 無駄 かと言って うさぎ以外の動物じゃ もっと駄目 赤剥けのうさぎが 見たいのは 自分より 傷付いているうさぎ 赤剥けのうさぎが 欲しいのは毛皮じゃなくて 甲羅か鱗 |
| 返事はいらない /
読んでくれるだけでいい 心に留めておいてくれるだけでいい
すぐに 返事をしたら それでヨシ になっちゃうでしょ 毎日 電話を見る度に パソコンに向かう度に 缶コーヒーを飲む度に バイクに乗る度に 私のことを思い出して欲しいから |
| ワールドカップ /
その年の、開催中のことだったとあなたは 言っていた 23日には、いつも お墓参りに行くんでしょう また ワールドカップが やって来るね 確実に 時は ゆっくりと流れて行くんだね たとえ あなたが いなくなっても 地球が壊れても |
| あなたには血の匂いがする。 /
月が満ちると その日は やってくる
しめやかに ひそやかに おごそかに どう考えても 無駄な摂理であるのに 誰も 疑問に思わないことが かえって 腹立たしい 血にまみれた一週間が 今まであなたに 何を与えたか |
| 堂々巡り /
朝起きたときは 好き 寝顔は嫌い 洗濯してるときは好き ゴミ出しに行くと嫌い ラジオを聞くと あなたにこれを話そうと思って微笑む 新聞を読むと あなたはこう言うだろうと思ってムカつく 帰ってきて欲しいと思ったとたんの電話でキレる |
| 新しいメールはありません。 /
そうですか。 ないですか。 洗濯物干したり、洗い物したりした間に ききのがしたわけじゃ ないんですね。 子どもの話やダンナの話に興じてる間にも 何もなかったんですね それならいいんです それなら |
| もう限界 /
これ以上は 待てません 無理です 夏にね、って言ったけど 夏になったけど 夏は終わってはいないけど 始まったばかりだけど 待てないものは 待てないんです アスレチックの コースの中で かくれんぼしてたあの日 |
| 胸騒ぎ /
昨日から ずっと 心の奥にしこりがある
今日やりたいこと やらねばいけないことを やらなかったから だって、やるのが 怖いんだもの これ以上は 嫌われたくないし。 でも きっと やる。 |
| 海 /
最近 見てないね デートしようか お腹出たね 知ってる? 私の一番好きなこと あなたと日が沈むのを 見ることだよ |
| つめをのばして。 /
長く鋭く刈り込んだ爪で 紫色の血管をなぞる 血がドクドク流れ出る様を想像する すると私はそこで一度死ぬ。 すると私はそこでやりなおすことができる。 |
| 圧縮 /
私の心は いつも 真空状態だから
少しのことで 形が変わる 小さな穴が空くと それだけで 何もかもが 飛び出してしまう 穴を両手で塞いで 押し潰す |
| 見解の相違 /
理解できないのなら 理解できるまで 待てばいい
話も聞かないで ふてくされるなんて ずるい 体は正直だから 頭とは裏腹ってことか。 体は 心よりナイーブだから 手に追えない あなたと私 正しいのはどっち |
| 頭の中 /
死刑執行人だったり 消防士だったり 陰陽師だったり 精神科医だったり 不倫してたり 猫だったり 子どもだったり 毎日お話を読んでいると 変身してしまい 自分の何が真実で 何が願望だかわからなくなる |
| 会えたから /
あなたじゃなくても その面影はある 電話をかけ直してくれなくても 履歴がある どうせ いつか 会える きっと どこかで 会える 切なくても 苦しくても 我慢できる |
| 熱は冷める /
長い発熱だった 他の人の言葉が 特効薬だった もう くずれない たとえ 電話があっても 私は 大丈夫 |
| その顔が明日も /
明後日も 続くかと 思うと 嫌 昨日も 一昨日も 十年前も この顔で この声で 私で いたのに |
| 体の中に /
しこりやら うづきやら わだかまりやら たまりにたまったものを 一気に 積もりにつもったものを すべて 押し出して 吐き出して 絞り出して じゃないと あなたは いつか 腐る |
| 月のスポットライト /
私を迎えに来たの? その優しい光 誰を何に変身させるの? その怪しい光 いつ食べさせてくれるの? そのお餅 私を包み込んで運んでいって欲しい あなたに向かって叫ぶ私を照らして欲しい |
| つぶやき /
ひとの愚痴は 自分に向けられている そう感じてしまうと 聞いているのが辛い 同意を求められれば 応じればいいから楽だ そうやって 悪口が発展していくのかも むくむくと嫌いな物や人が増えていく |
| 硬直 /
あなたのそれは 好奇心であって
いたわりでは 決して ない どうかその目を 私から そらして欲しい 放っておいて欲しい 今までも 独りだった |
| 意志 /
強い意志を持て あなたの命令形に体がすくむ そこで私は犬になり 持とうと努める しかし、悲しいかな 私は 意志を持たない 強いも 弱いも ないんだからしかたがない だから あなたの 命令が 聞けない 聞きたいけど |
| 哲学 /
時間さえあれば 没頭することはできる 何気無く読んでいた物語のフレーズに 隣人の電話でのやりとりに 雑誌の見出しに 今まで探し求めていた 私の意味が見えてくる もちろん結論はない 終りがないからいい |
| 永遠 /
例えば 金太郎飴 どこを切っても金太郎
でも 同じではない 切れば 二つに 四つに 八つに 限りもある どこまでも切れるわけじゃない 同じではない 終りはある 歪みはある ただ端から端までが 金太郎の永遠 |
| 切り花 /
根っ子やくきを とってしまった
これからは 枯れるだけだよ 一つだけ残った花が咲く けなげに咲く 枯れるまで 大切にそだてるからね 根っ子や茎は なくなってしまったけれど。 |
| 餅は餅屋 /
あなたは 金物屋に行って 餅をくれと言う なのに餅がでてこないと 言って怒るの そんなことを あなたの腰を揉みながら思う 私では あなたの望みは叶えられない 餅屋に行きなよ 私のところに餅はないよ |
| ふくらむ /
風船に 空気を吹き込んで 大きくする 萎んできたら また吹き込む 割れないように 抜けないように もれないように 簡単なことこそ 慎重に やらなくては 萎むとしわしわ 繰り返すとよれよれだけれど |
| 月が、雲が、 /
真っ白な月が コウコウと輝く
そこに雲の白いのと黒いのとがやってきた 月は悩む 何に従えばいいのかと けれど月は白にも黒にも隠れずに ただ自分の白さと潔さだけで 自分を守った |
| 死んで咲くモノ /
自ら死を選ぶのは 若いうち 年がいってからは 決して選んではいけない なぜなら あなたは 長く生きたから あなたと同じ空間にいた人がふえたから 誰も あなたを知らないうちに 逝かねばならない |
| 山椒魚 /
夢の中で お風呂の中から 這上がってきた
それは ワニほどの大きさで 絖絖してたいた 後から後から 沸いてくる 山椒魚 「大丈夫、心配ない」声かけるのもまた絖絖した物体 |
| 悲愴感 /
常に心の中に 漂っていた もやもやした感じ 人の言葉やニュース 思い出や未来への不安 そんなものが 自分の中から 消えている 空を見れば空が パンを食べればパンが 愛しい 何をしても 切なかった日が うそのよう |
| 朝の月 /
蒼い闇の中に 浮かぶ 白い月 寒い空気と 猫の声 まだだよ あと十分 雲の隙間に 最後の星 五時の販売開始を待つ 一時 |
| 聴こえますか? /
私の声 それから歌に乗せたメッセージ あなたにむけて 発信しています けれどこれは 助けではないから心配は無用 一人でも 強く いられるようになりました 一人でも 笑って 歌えるようになりました |